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家族の想いを受け継ぎ、未来を切り開く――バナナ農家マリア・フェルナンダ・フランコさんの歩み

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バナナ栽培に取り組む若く意欲あふれる女性、ドミニカ共和国のフェアトレード認証協同組合「BANELINO」のメンバーである21歳のマリア・フェルナンダ・フランコさんをご紹介します。

マリア・フェルナンダさんは、ドミニカ共和国のフェアトレード認証協同組合「BANELINO」のメンバーであり、産業心理学を学ぶ学生でもあります。家族が受け継いできた農業の伝統と大学での学びを掛け合わせ、農園の仕事を改善し、地域コミュニティを支えていきたいと考えています。

バナナ栽培を始めたきっかけを教えてください。

私の歩みは、何世代にもわたる家族の努力の積み重ねの上にあります。祖父の代から始まり、父へと受け継がれ、そして私自身の仕事になりました。私は幼い頃から、バナナ農家に囲まれて育ちました。畑での仕事や日々の営み、そして地域の人々とのつながりは、ずっと私の暮らしの一部でした。

2026年は「国際女性農業者年」です。今、農業に携わる女性であることは、どのような意味がありますか?

農業、中でもバナナ栽培において女性が働くことは、とても大変なことです。バナナ栽培は男性中心の世界であるため、女性がこの業界に入ってくると「異質な存在」と見られたり、厳しい目で評価されたりすることがあります。そのような環境に飛び込むには、強い意志と粘り強さが必要です。

こうした課題に、地域ではどのような取り組みが行われていますか?

協同組合のサポートのおかげで、私たちは学び、成長することができています。組合はジェンダー公正や女性の権利といったテーマについて、啓発活動や研修を行っています。これは女性だけでなく男性の意識を変えるうえでも大切な学びの機会となっています。

バナナ栽培における最大の課題は何ですか?

最も大きな課題は気候変動です。海を渡って外から病害が持ち込まれる一方で、それらから作物を守るための十分な仕組みが整っていません。さらに、長く続く豪雨により農作業がさらに厳しくなっています。こうした状況は収穫に影響し、私たちはこれまで以上に不確かで厳しさを増す状況と向き合っています。

フェアトレードの仕組みに参加していて、良かったと感じることは何ですか?

フェアトレードの生産者ネットワークであるフェアトレード・中南米カリブ海地域(CLAC)から受ける支援が、非常に大きな助けになっています。

CLACと私たちは定期的にコミュニケーションを取り、積極的な参加を呼び掛けてくれます。適正な農業実践(GAP)などをテーマにした研修も提供してくれており、それが結果として作物の品質向上につながっています。さらに、フェアトレード・プレミアム(奨励金)は、私たちの農園や地域社会でのプロジェクトを支えてくれています。

女性農家はなぜ重要なのでしょうか?女性がもたらすものとは?

女性農家は、自らの力を発揮することで非常に大きな役割を果たします。私たちは情熱と知識を持って真摯に農業に向き合っています。専門性はもちろんのこと、事業や働き方を改善するための革新的なアイデア、そしてポジティブな変化をもたらす新たな視点を農業現場にもたらすことができると考えています。

10年後、ご自身の未来をどのように思い描いていますか?

10年後は、この家族が営む農園で働き続けながら、リーダーとしての役割を担っている自分を思い描いています。その頃には知識も経験も増え、より良い判断ができるようになっているはずです。事業の成長に貢献し、地域社会も支えていけたらと願っています。

 

出典:Fairtrade International(フェアトレード・インターナショナル)From Family Roots to Future Leader: Maria Fernanda Franco’s Journey in Banana Farming

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対象産品:フェアトレードバナナ