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渡り鳥を守るストーリー

渡り鳥の休息地とコーヒー栽培を守るため、有機農法の農園を対象に「シェードグロウン農法」を導入

森林伐採の影響で、渡り鳥の姿がコーヒー産地から消えつつあります。特に北米と中南米を行き来する渡り鳥が急激に減少してきており、スミソニアン渡り鳥センターの調査によると、1970年から現在までにその数は30億羽も減少したといいます。その主な原因は、土地開発により中継地となる森林が失われたことです。

こうした状況を受けて、同センターは「渡り鳥の休息地」と「コーヒー栽培」を両立する新たな農業モデルを推進しています。

エチオピアのオロミア生産者協同組合では、フェアトレードのプレミアム(奨励金)を活用し、シェードツリー(日陰樹)を植えて渡り鳥の生息地を回復させるとともに、木陰の中でコーヒーを育てる「シェードグロウン農法」を導入しています。結果、土壌の保水力や生物多様性が守られます。

私たちが選ぶ一杯が、鳥たちの旅路を支え、森とともに生きる未来をつくります。